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2014.07.07

引継ぎ(パイピング)の条件設定(1/3)

調査票作成のポイント では、今回から3回に分けて「ネットリサーチでの引継ぎ(パイピング)」についてお話ししたいと思います。 質問に対する回答から、さらに掘り下げて調査したいときによくある間違いや、注意すべき点についてご説明します。

この設問は、選択肢に対する「認知の有無」→「利用の有無」の順番で構成されています。例えば「LINE」「Facebook」「Twitter」を「知っている」けれど、「使ったことがある」のは「LINE」と「Facebook」だけかもしれない。つまり「認知」→「利用」といったような「掘り下げていく」調査です。 こういった設問の場合は「引継ぎ(パイピング)の設定」を利用し、Q1で「知っている」と答えた選択肢のみがQ2に反映されるようにしなければなりません。

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図1の状態ですと、例えば「Ustream」を「知らない人」も、次の設問で「Ustream」の「利用の有無」を問われる結果となり、回答矛盾につながるリスクが生じます。

<解決策>
「POINT」のように「引継ぎ(パイピング)」を設定しましょう。Q1で「Twitter」「LINE」「mixi」「Facebook」を知っていると回答した場合、Q2ではチェックを入れた選択肢のみが表示されるようになりました。

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