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2013.09.27

排他の設定を忘れない

今回の調査票作成のポイント では、弊社に依頼いただいたアンケートを差し戻す(内容の修正をお願いする)際の理由として最も多いネットリサーチにおける『排他設定』についてご紹介します。

以下は、普段飲む物をマルチアンサー(選択肢を当てはまるだけ選べる回答形式)で聞いている設問です。

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この例では「1.緑茶」と「7.この中にはない」を同時に選択した場合、回答として矛盾します。
つまり7.の選択肢は他の選択肢と同時には選べない、排他性のある選択肢となります。
そこで7.の回答を選ぶと他が選べない「排他」という設定を行います。

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上記のように、排他設定する選択肢の最後にカーソルを合わせ、下の『排他』というボタンをクリックします。 排他対象の選択肢の横に〈ex〉と表示されていれば排他の設定は完了です。排他の設定がされていると実際のアンケート回答画面で矛盾回答を選ぶと

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上記のように選択肢下部に「回答が矛盾しています。」と表示され、次の設問に進むことができないようになります。

排他の設定を確認していただくことで、矛盾回答のリスクをゼロにできると同時に、アンケート内容の修正を要する機会が減り、より早くアンケートを開始できる可能性が向上しますので、マルチアンサー・マトリクスマルチ型式の設問を作成する際はぜひ実践してみて下さい。